転勤妻/社畜夫 奮闘記

【社畜夫の奮闘記】なぜ 大企業の会社員は 内向きに仕事をするのか、理由を考察してみた。

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こんにちは!30歳代 会社員の ムキです。いつも アウトドアを楽しんだり、ラーメンを食べ歩いて 楽しく過ごしています。

ですが、ちゃんとお仕事もしています。大手メーカーの技術営業をしておりまして、これでもエースです(自称)!

基本は定時退社で、ストレスはあまり感じません。もちろん、お仕事で我慢をしなくてはならないときは あります。ですが、基本的には 誰にでも言うべきことは言っています。本当かよ、と思われかもしれませんが、本当です。なので、ストレスが吐き出せているのだと思います。

仕事は 社会のため、お客様のためにやるモノであり、それが行動指針・判断基準のはずです。大きな会社であれば、社訓や 理念というかたちで、このような旨のことが、必ず含まれていると思います。

ですが、ぼくの会社の人たちは 明らかにそうでないことを 平気でやります。お客様に迷惑をかけようが、何をしようが、自分たちの立場や利益を最優先します。開発担当者は お客様の声を聞こうともせず、「ここまでなら出来るから、これを売ってきてくれ」と平気で言います。

誰しも、社会に出るとき、社会やお客様に貢献したい、そのような考えを一度は持っていたと思います。ですが、会社で働いて、昇進すればするほど、そのような考えは失われていってしまうのでしょうか。

ならば、ぼくは会社員などやりたくありません。このスタンスを変えずに、社会とお客様への貢献を第一に考え、勤め続けたいと思います。どこかで、行き止まりになるかもしれませんが、そのときは会社を辞めるときです。

さて、今回は、どうして、大企業の社員は内向きに仕事をするようになっていくのか、理由を考察してみました。

 

考察

・「自分の価値 = 自分の地位」だと勘違いしている

・一流企業で働かなければいけない というレールにのってきた

・給料が良くなると もっとたくさんの給料が欲しくなる

 

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「自分の価値 = 自分の地位」だと勘違いしている

昔は、大企業は、日常品や 社会インフラ等 生活に直結するような商品を沢山生み出してきました。ゆえに、大企業で働くこと自体が、社会に貢献していることでした。

ですが、近年は、日本は特に、物資であふれており、不自由を感じることは殆どありません。毎日 美味しいモノを食べて、暖かい布団で寝て、電気もガスも水道も自由に使えて、こんな幸せな話はありません。

そうなると、企業が提供するモノは自ずと、+アルファの製品になってきて、従来のように社会貢献に直結しているか見えにくくなってきています。

これまでは、昇進すればするほど、自分の部下が増えて、どのように社会に貢献するのか、方針を定められ、それと同時に社会への責任が生まれ、社会への価値貢献の度合いも大きくなっていたのだと思います。

ですが、今日は、それが見えにくいため、社会に貢献していることではなくて、会社で偉くなることで、社会的意味を見出そうとする人が増えているのではないでしょうか。

それに、偉くなるということは、同じ会社の周囲の人から認められているということになります。そのことに価値を見出してしまうのだと思います。本来は社会貢献の度合いが大きくなることに意味があるはずなのに、そうではなくなってしまうのだと思います。

自分の価値 = 自分の地位(肩書) の方程式が出来てしまったとき、その人の人生は 良くない方向に進んでいるのだと思います。本当は、自分の価値は 社会人であれば、社会やお客様への貢献度が指標になるはずなのです。

なので、昇進することに固執して、自分より上の立場の人が言ったことが正しいと決めるのだと思います。

ぼくは こうはなりたくありません。社会やお客様と直接対峙しているのは、ぼくのような中堅の人間です。自社の都合をお客様に押し付けるなどもってのほかです。もはや、それを止めるのが、ぼくの最大の仕事になりつつあります。

 

一流企業で働かなければいけない というレールにのってきた

バブルを経験した両親に育てられていれば、良い大学に入って、良い企業に就職して、安定してお給料をもらうことが 人生の勝ち組 だと、刷り込まれている方がいると思います。

昨今、大学への進学率は高まり、モラトリアムの中で何等か就職をして、そこで何となく働き、自分のやりたいことと違ったと言って転職する人が増えています。

ですので、みんな薄々感じ始めているはずです。レールにのって教育を受けてきて、一流企業に勤めることが、正しいとは、言えないということに。

人生は、自分が幸せに生きられれば、それでいいのです。あえて、仕事をする上での勝ち組は何かを考えると、自分の仕事に誇りをもって、社会やお客様のために、尽くしており、それによって対価を得られていること、ぼくはそうだと思います。

なので、本当に自分がやりたいことをして 生きていくのが良いのです。それだと裕福に暮らせないという思うかもしれません。それは事実ですので、バランスは大切です。そのバランスも含めて、自分のやりたいことをしっかりと見出していかなくてはなりません。

 

給料が良くなると もっとたくさんの給料が欲しくなる

これはとてもシンプルです。給料が良くなればなるほど、生活水準があがり、欲しいモノが手に入り、一見 満足度はUPしているかのように感じます。

そうすると、それが基準になって、もっと、よりよい生活をしたくなるのは、人間の性です。これは本能的に仕方のないことで、これに飲まれてしまうパターンが多いように感じます。

そうなると、働く目的がたくさん稼ぐためになり、そのためには昇進することや、無意味に残業をするといった選択肢になっていきます。昇進すると、自分の時間はどんどん奪われていきますので、もし本来やりたいことがある方なら、ことは良くない方に進むことでしょう。

本当に、この会社で勤めることで、自分が社会貢献をしていると自負されている方は、昇進ではなく、社会貢献を考えるはずです。ですので、こういう方は問題ありません。

ですが、大半の方はそうではありません。より多くのお金が欲しいから、とりあえず上司の言う通りにする、こういう方に幸せはありません。人生を、内向きな仕事で終始することでしょう。

 

最後に

皆さんは、ご自身にあてはまることはございませんでしたでしょうか。ぼくは、まだまだ人のことを言える立場ではありませんが、それでも、誇りを持って、社会やお客様のために、それを最優先に、仕事をしようとしているということ、これだけは、自信をもって言えます。

 

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終わり