こんにちは!30歳代 会社員の ムキです。いつも アウトドアを楽しんだり、ラーメンを食べ歩いて 楽しく過ごしています。
ですが、ちゃんとお仕事もしています。じつは大企業?で技術営業をしています。社員数は数万人で、東証1部上場企業です。
今更ながらですが、ぼくは 「半沢直樹」が大好きです。半沢さんは、ぼくの道標です。半沢さんが言っていることの多くに、とても共感出来ます。やっていることには 共感出来ない部分もありますが、強い信念と正義感の元ですので、そういう生き方もあるのだなと思っています。
とても 高視聴率を叩き出してますので、共感している人、自分もそういう風に行動しようと思っている人は 多いのではないか、そう思います。ぼくは、半沢さんに教えてもらったことをどんどん実践しています。
その観点で、「わたしの勤め先はどうなのか」、「半沢さんの言う通りになっているのか」を、考察をしてみました。とても 興味深い 結果となりましたので、ご一読ください。
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第5位
早速で 申し訳ありません。どうしても 5つに絞ることが出来ませんでした。ですので、大きな意味では近いモノ、こちらの2つを 5位に選ばせて頂きました。
本当に自分の考えていること・思っていることを、伝えること・口にすることは、新入社員から 社長まで、同等に価値がある、ぼくはそう思っています。ですが、それが出来なくなったとき、その会社は潰れているも同然。
人と人が、対等に話を出来なくなり、それぞれの立場(平社員、係長、課長、部長、・・)の人たちが、それぞれの立場・視点で、考えや意見を伝えられなくなれば、会社は破綻します。
また、最前線でお客様と対峙している人や、日々 営業情報をベースに戦略を立てている人、研究開発に勤しんでいる人、それぞれの役割で、考えをぶつけ合い、それを結集してこそ、本当の企業活動に結びつく、ぼくはそう信じています。
●ぼくの勤務先は
念のため、繰り返しですが、ぼくの勤務先は、社員数は数万人で、東証1部上場企業です。そこそこの大企業と言えます。これを前提に話を進めていきます。
ぼくの勤務先は、正直、中間管理職になると、今まで尖っていた人ですら、Yesマンになってしまい、とても悲しくなることがあります。何より、上司からの評価を気にして、自分の意見を言わない、或いは、表面的にしか伝えない人が蔓延しています。
そして、本当に思っていることを ダイレクトに伝えて、どこか別の部署に行ってしまった仲間たちを いくらか目の当たりにしています。ぼくが、直属の上司に 思っていることを伝えたときは、「きみが考えることではないから、口出ししないで欲しい」と言われたこともありました。つまり、伝えてもシャットアウトされるのです。
肩書や出世 = 自分の価値だと思っている人は、判断基準を歪め、小学生が分かるようなことですら、正しいこと 正しいと言えなくなってしまうのだと、とても恐ろしく感じました。何のために仕事をしているのでしょうか。特に、ポジションが上の方ほど、その傾向があるように感じます。
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第4位
第4位は 第5位と重複している部分もありますが、とても考えさせられます。まず、ここでの「正しいこと」とは、法律やルール、道徳の観点で、小学生でも分かる「正しいこと」です。ですので、その水準まで、今の大企業は 落ちているということです。
「世の中の常識と組織の常識を一致させること」、「誠実に働いた者がきちんと評価される」、この辺りも とても簡単で、当たり前のことです。小学生が分かること、小学生が出来ることが出来ていなければ、当然 会社はダメであるということです。大企業は とても低次元のところまで来ているのでしょう。
●ぼくの勤務先は
誠実さ、正しいことを正しいと言うこと、世の中の常識を大切にすること。こういったことは、とっくの昔に 考えられなくなった人が とてもたくさん働いています。特に、ポジションが上の方はその傾向が強いです。
偉くなればなるほど、組織の中での立ち位置や肩書に 目がいきがちで、世の中の常識や、世の中のニーズに答えるのではなく、自社をどう躍進させるか、会社のためにどう動くかを重視するようになっていきます。
みんな、新入社員のときは、社会貢献をするため、人の役に立つため等の動機をもって、社会に出てきているはずです。しかしながら、長年 会社勤めをしたり、家族をもったりすると、その動機を見失い、やがて自分都合・自社都合の考えが先行して、世の中の常識と乖離し、誰にも求められないプロダクトを生み出していく、そういう風になってきています。
第3位
このシーンを ドラマで見たとき、ぼくは 30歳オーバーのおっさんで ありながら、涙を我慢できませんでした。ちゃんと、お客さんのため、社会のために 何かをしたい、その気持ちは ずっと昔からもっていたのに、どうして薄れてしまっていたのだろうか?寝ずに考えたのを よく覚えています。
自分では気づかないところで、少しずつそうなってしまうのが ともて怖くなりました。それ以来、このセリフを スマホの ホーム画面に設定しています。
●ぼくの勤務先は
正直、ぼくの勤務先は、お客様のことより、自社の都合のことばかり考えています。「売り上げを○○億円 上積みしないといけないから、△△をもっと売っていこう」、という、自分本位の思考に陥っています。本来は、「お客様が ●●を必要としているから、●●を売っていこう」です。
ぼくの所属組織では、課長以上の中間管理職の人たちの99%以上は 自分中心の仕事をしています。右も左も 分かっていない 若手は そんなことはしませんので、疑問を感じている社員が多いです。
課長以上の人たちは、ほぼ間違いなく 自分の立場や給与のために仕事をしており、あろうことか、判断基準までもが 自分 になっています。正直、社会には不必要だと思います。おそらく、この記事を読まれた課長の方で、「自分は違う」や「何を勝手なコトばかり言いやがって」と思われる方、いらっしゃると思います。おそらく該当者はあなたです。
これを変えるためにも、ぼくは、正しいと思うことをどんどん言っていかなければっけない、そう思い、実行しています。お蔭様で 上司には嫌われ 立場は良くないですが、腐って生きていくよりは 100倍 良いと思っています。
第2位
このシーンを見たとき、勝ち組の反対が負け組だとしたら、自分は負け組だと確信しました。5-3位のことが、半沢さんの言う通りに出来ていないと、決して勝ち組にはなれないのだと 痛感しました。
本当に、自分が とても小さく見えたと同時に、生まれ変わった気分になったのを、よく覚えています。何とか、どうにかして、今の状況を脱却しなければ、自分に未来はないなと思いました。
第1位
もはや、何も言えませんでした。もう、これ以上何かを言うことは、自分を否定することにしかならない、そう思いました。黙って、自分のやるべきことをやらないといけない、そう思いました。そして、すみません。最後の最後は、中野渡頭取のセリフになってしまいました。
●ぼくの勤務先は
1-2位の次元になってくると、もはや自分自身のことで、他社との利害は関係ありません。これが出来ている人は、もとより、3-5位の観点は 超越していると思います。自分の考えに自信をもって、信念を貫き、立場や役職に惑わされずに、進んでいける人が、1-2位の次元に到達して、今の世の中に必要だと確信しています。
ぼくは、会社人生 15年近くになりますが、少なくとも、1-5位のことを きちんと理解・体現出来ている人は、2人くらいしか思いつきません(ちなみに社長ではありません)。ちなみに、ぼくの勤め先の 従業員数は 数万人です。
番外編
このセリフは 何となく 好きなセリフでした。政治家とは それ相応のお金をもらっているだけに、大変な仕事だなと思いました。
最後に
ぼくの最大の疑問は、「どうして “半沢直樹” はここまで 世の中に支持されているのに、そのマインドを見習い、実践をする人が、こんなに少ないのか??」です。とても視聴率が高く、多くの日本国民が共感をもって 見ているのに、世の中はそうなっていきません。
この理由は何なのか、闇が深い気がしています。この点は、別途 考察をしたいと思います。本日はここまでにしておきます。皆さんからのコメント、及び、ご意見・アドバイスがございましたら、よろしくお願いいたします。
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終わり