こんにちは。30歳代 サラリーマン ムキです。ぼくは完全に凡人です。これといった特技はありません。いつも、何をするにも、下の上 ~ 中の上の間です。もちろん勉強は大嫌いです。楽して上手いこと生きたいと、日々考えています。
だからこそ、身についたテクニックがあります。そうです。小手先でその場をしのぐという テクニックです。
・TOEICの点数が高くて 嬉しかったこと
・TOEICの点数推移
・具体的な勉強方法
・最後に
TOEICの点数が高くて嬉しかったコト |
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COVID-19や米中貿易摩擦で、アンチグローバリゼーションが加速しています。ですが、それでも英語は、どんどん身近な存在になってきました。
・小学校に英語教育が導入
・学生の海外留学が活発に
・海外旅行や外国人観光客が増加
・就活や昇格にTOEICの得点が必要に
・日系企業の多くが海外に事業展開
多少は英語が出来ないとダメな時代になっています。よって、凡人のぼくも、学生時代は勉強を頑張りました。理由はとても単純です。
ぼくは完全なる凡人です。田舎の不良中学を卒業しました。田舎の進学高校(中の下)を卒業しました。一浪して、三流私立大学に入りました。ついでに、モラトリアムで大学院まで進みました。
何もありません。武器がありません。働き口がありません。そうです、働き口を見つけるために 小手先だけでも武器が必要だったのです。その手段として TOIECを選びました。
大学4年の春ごろから、少しづつ勉強をはじめました。就活の時期(1年3か月後)には、800点をとりました。さらに入社してからしばらくして、930点をとりました。
ぼくが就活をしたのは、約10年前です。当時は、帰国子女でないのに TOEIC800点越えは まれでした。三流私立大学卒に関わらず、エントリーシートでは殆ど落ちませんでした!
入社後は、海外系のお仕事を頻繁に任されました。色々な国に出張に行かせて頂きました。若手の選抜研修にも抜擢されました!会社生活でのチャンスが大幅に広がりました。
ですが、小手先のテクニックですので、大変な思いもたくさんしています。期待に 実力がついていきません。ですが、チャンスをもらえるだけでもありがたいことでした。
TOEICの点数推移 |
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大学3年生の終わり頃、ぼくは 既に大学院への進学を決めていました。理由は、モラトリアムで、何もやりたいことが見つかっていなかったためです。当然、就職活動もしてませんでした。とはいえ、約2年後には、就職活動をしなくてはなりません。そこで、実力試しをすることにしました。
ぼくは凡人ではありますが、大学入試のとき、英語を武器にしていました。センター試験(2回目)は、170点 (200点満点中)くらいはあったと思います。なので、少しは自信がありました。いざ、はじめてのTOEIC!!
●2007年3月(大学3年 / 勉強開始直前)
「ムムム・・・これって 良いのか普通なのか」という感じでした。当時、600点はないと 履歴書には書けないと 聞いたことがありました。これでは強味になりません。分かっていましたが。。。ということで、勉強をスタートしました。
●2007年12月(大学4年 / 勉強期間:9ヵ月)
全然 点数が上がってませんでした。「どういうこと!?」と思いました。これまでの人生は、小手先で何とかなってきたのに。。。もう 1年近くも勉強してきたのに。。。もう少し頑張ることにしました。就活開始まで、まだ時間はあります。
●2008年3月(大学4年 / 勉強期間:1年)
理由は分かりませんが、ジャンプアップしました!なんだか、気分が良くなってきて、もう少し勉強を続けることにしました。
●2008年6月(大学院1年 / 勉強期間:1年3ヵ月)
「おっしゃー!!節目の800点きたー!!」という感じでした。800点あれば、就活で武器になるという話をよく聞いていました。この年の冬から就活がスタート!一旦 勉強は休止としました。
●2009年7月(M1 / 勉強期間:1年10ヵ月)
もう既に就活はおわっていました。ですが、勉強は続けていました。理由は、武器になったから、そしてこれからも武器になりそうだったから、です。凡人のぼくが、TOIECの点数をどこまでとれるのか、興味が沸いてきました。
●2010年5月(入社1年目 / 勉強期間:2年8ヵ月)
入社直後に 新入社員 全員がTOIECを受けさせられました。そして、新入社員研修の期間中に、結果発表がありました。もちろん、上には上がいました。ですが、三流大学卒を罵られてきたぼくとしては、十二分の結果でした。
●2010年11月(入社1年目 / 勉強期間:3年2か月)
この頃は、同期入社で、英語好きの連中と、点数を競っていました。正直、それ自体には何の意味もありません。趣味みたいなモノです。そこで、帰国子女、一流大学卒のメンバーの中、ぼくがトップの点数をたたき出しました。凡人のぼくでも、ここまでやれるんモノなのですね。。。
具体的な勉強方法 |
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繰り返しになりますが、ぼくは勉強は嫌いです。出来る限り 楽をして、上手いこと生きてきたいと思っています。別に 卑怯なことや不義理なことをするつもりはありません。そんなぼくが実践したのは、次のような勉強方法です。
●0~6ヵ月
今さらながらではありますが、”ディクテーション”をご存知でしょうか?英語を耳で聞いて、それを書き出す、或いは、タイピングすることです。初期の勉強方法としては、何となく楽しいですし、最適だと思います。
リスニング、ライティング、単語、イディオム等の要素が身につきます。長文読解や、スピーキング(TOEICにはありません)は、また別です。これを毎日〇〇分(最低30分)と決めて、継続します。
たまにお休みしても良いです。時間があるときに、たくさんしても良いです。肝心の教材ですが、どれでも良いと思いますが、僕は「i know」を使いました。レベルや目的別のコンテンツが多彩で、ついでに、タイピングの効果音が気持ちいです。
例えば、「TOEIC〇〇点 向け リスニング対策」のように、狙いが明確です。主にはこのシリーズをこなしていけばOKだと思います。自然と、TOEICに頻出の単語やフレーズが身についていきます。
また、進捗がグラフになったり、レベルが表示されたりして、やる気をそそります。今は有料のようですが、僕が使っていたときは無料で、すごいお得感でした。ただ、お金を払う価値はあると思います。
それと、次の二点だけ、注意が必要だと思います。
①分からない単語の意味はきちんと調べること
②点数が上がらなくても 続けること
特に ②は重要です。勉強の初期はなかなか点数が上がらないようです。それでも諦めずに続けていると、どこかで急激にジャンプアップします。これは ぼくもそうでしたし、ぼくの周りの人たちもみんな経験しています。
●6~12ヵ月
ひたすらディクテーションを続けます。少しずつ成果が出る頃です。特に、Listeningの前半 と Writingの前半は、点数が伸びていると思います。先ず、この低難易度の部分の正答率を上げるべく、TOIEC対策を取り入れていきます。
具体的には、TOEIC頻出フレーズを徹底的に頭に叩き込みます。例えば、このような本が有効的です。
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一回のTOEICのテストで、この本中のフレーズが最低でも数回は出てきます。まず、全部をしっかり読み込み、内容を理解することがポイントです。そして、毎日、通学や通勤のときに、聞き続けます。毎日のディクテーションに加えてこれをやります。
この2つの勉強方法がベースです。たまに、TOEIC模擬試験をやると良いかもしれません。凡人のぼくは、これだけで 560点 → 745点にジャンプアップしました!!
●12~24ヵ月
ここまでやれば、Listing前半 と Writing前半は高得点が期待できます。ですが、文章が長くなると、特にリスニングは、点数が伸び悩みます。「i know」にも、長文はありますが、本番と比べるとしれています。
そこで、長い会話をざっくりと理解する力必要になります。そのためには、これです。
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これらは、TOEICの単語を意識してません。ですので、無理に単語を覚える必要はありません。長い会話を聞いて、全体の流れをとらえられるようにします。
そして、長文のWriting対策として、速読が必要です。これは、特にどのテキストが良いというのはありません。適当に何冊かやってみてください。週に 1日 1時間で良いと思います。これを続けることで、徐々に点数がUPして、800点に到達します。
・ディクテーション(30分/日)とTOEICフレーズの聞き流し。
・これに 長文(ダイアローグ)の聞き流しを追加(暇なときは常に)。
・週に1日 1時間で良いので、速読の練習。
●800点後半をとってから
ここからは、帰国子女でもない限り、かなり難しい領域です。点数はなかなか伸びません。これまでの活動を継続し、かつ、勉強時間をの延ばす必要があります。1日30分プラスαでは、どうにもならないという印象です。
ですが、800点後半で十分ですよね!!880点をとってから、ぼくがやったのはこれです。ずばり、TOEICで点数をとるコツを勉強することです。つまりはただのテクニックで、何の価値もありません。正直、英語力とはあまり関係ありません。趣味の世界です。
ですが、ぼくは、これをやることで、880点から930点になりました。小手先で生きているものとしては、もっと早い段階でやっておけば良かったと思いました。具体的には、これらを実践することです。
①Listeningの説明文が流れているときは、Writingの問題を読む。
これは若干卑怯ですが、やれば必ず点はあがります。Writingは時間との闘いですので、1秒でも早く解く必要があります。
②Listeningの後半は、必ず、問題と選択肢を読んだ状態で、本文を聞く。本文を聞きながら、回答にチェックを入れていき、最後に塗りつぶす。
回答に迷っても、直ぐに判断して、次の問題の選択肢を読む。本文を聞きながら、問題文と選択肢を読むのは至難です。そして、だらだらしてると、次の本文が始まるという悪循環に。これは絶対です。
③Writingの長文は、問題文と選択肢を先に読む。「Bottom up型」と「Top down型」の問題に分類する。それを踏まえて、本文を読み、「Bottom up型」の問題はその過程で回答を見つける。
「Bottom up型」とは、本文中に回答が書かれているタイプの問題です。本文を読んでから、問題を読んだとしたら、「あ、どっかにあったな、どこやったけ?」となり、また、本文を読んで探すはめになります。
「Top Down型」とは、全体の中で正しいモノ、誤っているモノを選ぶような問題です。先にどのような内容かを把握していれば、解きやすいです。さらに、結果として解答を探すことは多く、「Bottom up」の側面もあります。
最期に |
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ここまで読み進めて頂きありがとうございます。しかし、、、お気づきかもしれませんが、最も要事なことをまだ伝えていません。それは、「継続」です。僕の場合は、休止期間はありましがたが、3年半 勉強を継続しました。僕の知人も、同じ勉強方法で軒並み点数を伸ばしています。しかし、大幅に得点UPするまでに、大体は1年ほどかかっています。
巷には「聞き流すだけで点数UP」みたいな教材が多くあります。正直、疑問です。僕は、努力を継続した分だけ結果がついてくると信じています。ここまでくると小手先ではないのではないか、とお思いなるかもしれません。ですが、800点をとって、就活を乗り切るところまでは、完全に小手先です。
その後は、本当に好きでやっていましたが、そこで終わるのも良しだと思います。
終わり