転勤妻/社畜夫 奮闘記

【社畜夫の奮闘記】大企業で働いて分かった。大学のときに やらなければよかった 5つのこと

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こんにちは!30歳代 会社員の ムキです。意外にも 大企業で 技術営業(アプリケーションエンジニア?)をしています。社員数は数万人で、東証1部上場企業です。人並に出世の道を進んでいます。

大学や高校の同期からは、「勝ち組やね」と言われます。ですが、全く違います。むしろ負け組です。なぜならば、全く 誇りをもって仕事を出来ていませんし、正直 やる気もありません。

気づけば レールの上を進んできただけの人生でした。何となく、みんながやっていること、やった方がイイと言われていることをやってきました。。。タイトルの通り、英語、サークル、大企業への就職 etc・・・

正直、後悔していることは沢山あります。戻れることなら、中学生くらいに戻りたいです。特に、大学生活は失敗しました。全く無意味な4年間を過ごしたという自信があります。

何をやるべきではなかったのか、どうすれば良かったのかを考察しました。少しでも 皆さんの参考になればと思います。

 

目次

・色んなバイトを経験したのは無意味だった

・英語の勉強は無意味だった

・サークル活動は少しだけ 無意味だった

・教員免許をなぜか取得したのは無意味だった

・なぜ大企業にこだわって就職したのだろうか

・そもそも 何のために大学に行ったのか

・最後に

 

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色々なバイトを経験したの無意味だった

大学生と言えば バイトですね。学費や生活費を稼いで、夢に向かって大学で勉強する、こんな素晴らしいことはありません。ですが、ぼくは違いました。

とりあえず、適当に遊んだり サークルしたりする お金が欲しくて、将来的に経験値が役に立つだろうとか、意味の分からない理由もつけて、色々とバイトをしていました。かなり無駄でした。

一時期、飲食店のバイトリーダーになって、リーダーシップを発揮する的な場面もありました。就職したときに役立つかもしれないと思ったことがありました。ですが、1mmも役に立ちませんでした。

そのまま、バイト先で正社員を目指すのであれば、それで良かったかもしれません。業種や業界が違うと何の意味もありません。学費や生活費を稼ぐのであれば、ひたすら、高時給の家庭教師や塾講師をしておけば良いと思います。

 

英語の勉強は無意味だった

ぼくは、中学校・高校・大学と 何となく 英語の勉強をしてきました。とても 膨大な時間を費やしてきました。一体、どれだけの時間を費やしたでしょうか。。。考えるだけで恐ろしくなります。

なぜかと言うと、今生きていく上で、1μmも役に立っていないからです。勉強してきた価値はなかったと確信しています。今は、小学校から英語を勉強すると聞いていますので、とても可哀そうだと思います。国際化社会など 極一部の企業にしか当てはまりません。

繰り返しですが、ぼくの勤め先は 大手メーカーで、海外売り上げ比率は70%以上を占めます。そして、ぼくは TOEIC 900点以上あります。今までの英語の勉強が、一見、活かせていると勘違いする方は多いです。ですが、皆無です。

なぜならば、そもそも外国人との意思疎通が 中途半端にならないように、現地法人のメンバーが通訳に入るのが基本で、ぼくみたいな中途半端な人間は厄介でしかありません。中途半端にしか理解していないのに、口出しをすることで、時間がいたずらに浪費されていきます。

これにどんだけ時間を費やしたのかと思うと、悲しくてしかたありません。海外旅行は楽しめるようになりましたが。

TOEIC900点以上あるから 色々なところに出張に行かせてもらいました。アメリカ、メキシコ、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、シンガポール、香港、中国、台湾、韓国etc.。ところが、ビジネス上で 英語で意思疎通をしたことは 殆どありませんでした。

英語圏のお客様の ネイティブ英語には ほぼついていけません。アジアのお客様とのブロークン英語では 意味は通じますが、双方かたことなので、正確な意思疎通は出来ませんでした。いずれも、現地法人の通訳について来てもらっていました。そうしないと齟齬が生まれるため仕事にならないのです。

もちろん、しゃべろうとする意志や、伝えようとする意志は 大切で、一生懸命にしゃべることに意味はあります。それは、人と人が信頼し合って、つながるためには必要です。ですが、残念ながら、ビジネス上での意図は伝わりませんし、お互い 相手の英語を理解するのに消耗します。

本当にビジネスで通用する英語を身に着けるためには、現地で暮らし、現地でビジネスに関わり続けるしかありません。それは、やはり現地の人間(あるいは、現地にどっぷりの日本人)がするべきことで、わざわざ日本から出向いてやる必要はありません。

ぼくは、事実上 就活のためにTOIECの勉強をしただけで、これがずっと足かせになっています。全くつかえません。ぼくより、はるかにTOIECの点数が低い同期は、海外赴任して数年経ったら、ペラペラになっていました。

 

サークル活動は 少しだけ無意味だった

大学生と言えば、サークルです。サークルを楽しむことは とても素晴らしいことだと思います。それが本当にやりたいことであれば、本当に意味があることですし、自分自身の将来ためになりますし、ひいては社会のためになる可能性すらあります。

大学生になったのだから サークルを楽しまなければ、と言う考えは 一理ありますが、あまりお勧めはいたしません。夢に向かって勉強している人が、ガス抜きとして参加する程度であれば、問題ないと思います。

ぼくは、今思うと 別にやりたいことでも何でもないのに、テニスサークルや イベントサークルに入っていました 笑 時間もお金も無駄にしました。別にやりたいことでもないので、今現在まで連絡を取り合っている仲間はいません。ただの気晴らしでした。ストレス発散になるなら良いと思います。

自分のやりたいことや 他の何かから 目をそらすためにやっていたのだと、今は思います。大学生だから しかたないとも思います。ですが、そこで無駄にしたお金と時間を別のことに使えていたなら、当時の自分と今の自分、両方にとって、どんなに良かったことかと 悔やまれます。

大学生は遊び倒せばよいです。それは、自分のやりたいことで、遊び倒せばよいということで、何となく、やりたいかどうか分からないけど、皆でいると楽しいとか、雰囲気が楽しいとかで、サークルをとりあえず楽しむとか、そういう意味ではありません。

自分が大好きでやってみたいことで、利益度外視でとにかく夢中になれること、そういうことを見つけられると良いと思いますし、それは、既存のサークルでは 実現しにくいと思います。理由は、自分が主体で取り組み始めたことではないからです。

 

教員免許を なぜか取得したのは無意味だった

じつは、ぼく、教員免許を持っています。大学のとき、教員免許を持っていたら、選択肢が広がるだろうという、浅はかな考えのもと、取得しました。時間も金も、かなり無駄にしました。

「選択肢を広げる」というのは、聞こえが良いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ただのモラトリアムで、逃げのセリフです。 本当にやりたいことから目を背けているだけです。

「やりたいことが見つからない」「どんな仕事があるかが分からない」とか言う 学生がたくさんいます。ぼくもそうでした。考え抜いて、行動に移して、その結果そうならまだ分かりますが、そうではありません。考え抜いて、行動に移している人は、常に次にやりたいことが頭に浮かんでいます。ただ、何も考えていないだけです。

やりたいことに向かって進むことに労力と時間を費やすのではなくて、やりたいかどうかは分からないけど選択肢を増やすことに労力と時間を使うことが、どんなに危険か理解していませんでした。

その労力と時間を、本当に自分の進みたいことに費やしていたらどんなに良かったことでしょうか。何かに長けている人や セレブ、プロフェッショナルな方々は、こういう方が多いと思います。

 

なぜ大企業にこだわって就活したのか

日本で生きていると、「本当に自分がやりたいことは何か」が、「どうやったら周りの人が認めてくれるのか」という考え方に すりかえられてしまいます。自分の価値=肩書(周囲からの承認)という、謎の方程式が出来てしまいます。

人生は、自分自身の視点で、自分が 楽しくて 幸せであることが大切です。とてもシンプルなことです。周りの人に認めてもらうことは、全く関係ありません。自分が 楽しくて 幸せであれば良いのですから。ときどき、周りの人に認めてもらうことが幸せなんだ、と言ってくる人がいますが、全く本質を理解していないコメントなので、決して真似しないようにしましょう。

この一番大切なことを忘れてしまうと、周囲の人から認めてもらうことや、一見 幸せに見えることを重要して、その結果、レールの上を歩き、大企業への就職を目指してしまいます。

そして、大企業の中でも、認められることだけを求めて、自分自身のために、歪んだ仕事をして、人生を終えていくのです。そういう人が、ぼくの周りにはたくさんいます。

 

そもそも 何のために大学に行ったのか

そもそも、やりたいことがないのに大学に行くのはナンセンスです。それなら、高卒で、就職浪人(自分探し)している方が100倍ましです。浪費しません。

大企業に就職して、数年間働いて、ようやく気付きました。大学に入った時点で、自分のやりたいことを見失っており、選択肢を広げることが大切とか、大学を出て大企業に就職することが大切だとか、思い込んでいました。

間違っていました。やりたいことを自分で決めて、その道を進んでいくことを、早くからやっていれば良かったです。正直、大学にいっても、新たな選択肢は生まれませんでした。高校卒業のときと、同じ選択肢しかありませんでした。サラリーマンと 学校の先生だけです 笑

 

最後に

ぼくは、30歳代で、このことに気づけて良かったです。「大学までいって Youtuberを目指すわけにいかない」、そう考えている人は目を覚ましてください。今からでも遅くありません。やりたいことに 労力と時間を使って、それを経て、社会に貢献していきましょう。

 

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終わり