転勤妻/社畜夫 奮闘記

【年配サラリーマン必見】 あなたは社内評論家(老害)になっていませんか? 3つのチェックポイント

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こんにちは!アラフォー 会社員の ムキです。大手メーカーでサラリーマンをやっております。営業企画系のお仕事をさせて頂いています。

残業時間は 平均 月5時間くらいです。これ以上は働けません(^^ゞ 家族との時間を大切にしております。周りの人たちは だいたい 平均 月30時間くらい 残業しています。残業時間は人依るんですね!

さて、本題ですが、ぼくが残業を強いられるのは、たいていは無意味な作業が発生したり、どうでもイイことを考えざるをえなくなったり、そういうときです。

その代表例が、社内評論家(老害)への対応です。皆さんもご経験があるのではないでしょうか。或いは、皆さん 自身が そうなっていないでしょうか。

今一度、振り返ってみると良いかと思います。ぼくも定期的に、そうならないように振り返っています。それでは詳しく お話して参ります。

 

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目次

・社内評論家(老害)とは

・社内評論家にならないための3つのポイント

・最後に

 

社内評論家(老害)とは

たいていの場合、社内評論家(老害)は、40歳代後半以上の方々で、過去に課長や部長レベルの The 中間管理職のポジションで働かれていた方々が 該当します。

マネージャーとしての役割を終え、或いは、マネージャーとしての適性がなく、特命任務や アドバイザ・サポーター、教育役、としての仕事をされているケースが多いです。または、メーカーの場合は 品質保証や ESG関連の部署にいらっしゃることが多いです。

そして、年次や年齢上、現役プレイヤからすると モノ申しにくい立場にいます。それでいて、本人(老害)たちは 現役の頃の自分の幻影を、現役プレイヤに見出そうとする習性があります。それが 現役プレイヤの足かせとなります。

これは構造上しかたがありません。つまり、こういうことです。

①本人(老害)たちは、「あなたの経験を活かして、現役プレイヤをサポートしてください」と命を受けてる。

②そして、当時とは 年月の経過に伴い仕事のやり方が変化してるので、役に立たない経験は当然ある。

③しかし、本人(老害)たちは、時代についていく実力がないため課長・部長止まり。それが故に 一定の自己承認欲求があり、自分の経験が正しかったかのように 評論を言う(一聞するに正論が多い)。

④古い経験だけでは、新たな時代に合わせて 現役プレイヤをサポートすることは出来ないことがある。でも間違った考えではない。

 

例えば、こういうコトを言ってきます。

社内評論家A
社内評論家A

新製品Aの 不良発生リスクを低減するためには、さらに長期の信頼性を評価した方が良い。実験計画を立てて報告してほしい。

社内評論家B
社内評論家B

フェイスtoフェイスで打ち合わせすることで、人と人とが新に信頼し合える。とにかく足を運ぶことが重要。

社内評論家A
社内評論家A

とにかくお客様からのメールには 早く対応することが重要。金曜日の夕方にメールが来てもその日のうちに対応するのが基本。

社内評論家B
社内評論家B

新製品Bの設計については、●●さんや△△さんの意見を聞いておくべき。もっと考え方の幅を広げた方が良い。打ち合わせをしてみてはどうか。

社内評論家A
社内評論家A

このテーマに自分たちが どのような覚悟や考えで臨んでいるのか示すべき。それが関係者に伝わっていないと 周りはついてこない。別途打ち合わせを設定頂き、どんな風にワクワクしているのか教えて欲しい。

社内評論家B
社内評論家B

わたしたちも あなたをサポートする。定期的に テーマの進捗状況を 関係者に報告するために会議を設定してほしい。

社内評論家にならないための3つのポイント

①口ではなくて、頭と手を動かす。作業をする。当事者意識をもつ。

現役プレイヤからすると、口だけ動かすおじさん(まさに社内評論家)が一番うっとうしいのです。たいていの場合、こういう人は、現役プレイヤの週報や報告書は読まずに、ポイントの打ち合わせにだけ出席して、的を射てない精神論や必要以上の安全施策を 吐き散らします(上のような例です)。

先ずは、しっかりと当事者のつもりで、現役プレイヤの活動を理解して、そのうえで、自身から見て足りていないと考えるところを、提案して、自分で実行に移すコトが大切です。

現役プレイヤは、こう言って欲しいのです。「これまでのレポートを全部読ませてもらいました。過去の経験上、ここが足りていないかもしれない。蛇足になるかもしれないが、わたしの方で進めておきます。●日△時に打ち合わせを設定するので、進め方の話をさせて欲しい。」

そうすると、現役プレイヤはこう言います。「ご指摘をありがとうございます。その点、気づいておりませんでした。わたしも理解をしたいので、是非一緒に進めさせてください。」と。

 

②過去の自分の成功経験を押し付けず、時代に応じた考え方を受け入れる

社内評論家(老害)の方々の過去の成功は、もちろん、会社への大きな貢献です。だからこそ、課長や部長まで上がれたのであり、一定以上の実力があるのは みんな分かっています。だからこそ、その名誉に傷をつけるべきではありません。

例えば、「打ち合わせはフェイスtoフェイスでこそ成り立つ(上手くいけば 夕食もご一緒に)」「金曜日の夜遅くてもお客様にタイムリーに対応が必要」というのは、明らかに時代遅れです。このご時勢、毎回 訪問されても困りますし、金曜日の夜にメールの返信や電話の折り返しをされても、自分がお客さんなら、正直困ります(もちろん業界によりますが)。

ですが、年配の方々は、それで過去に成功してきている、言わば成功体験があります。それは紛れもない事実であり、功績です。ですが、今の時代には合いません。むしろマイナスです。

 

③上司の顔色をうかがい 忖度して、自己承認欲求を満たすための正論ばかり言うのではなく、現役プレイヤたちの状況・意思を尊重して申し出る。

たいていの場合、社内評論家は 一聞するに「正論」を言います。上の例も全て 正論と言えば正論です。「やっておくに越したことはない」コトです。或いは、タイミングや やり方によっては正しいと言えるコトです。

ですが、現役プレイヤの 仕事量や全体計画を考慮したときに、「今やるのが最善か」または、「今当人たちが主体でやるべきか」は疑問です。ゆえに、上述のような正論はパフォーマンスでしかありません。無意味です。

①にも関連しますが、現役プレイヤたちの 本当の状況を理解して、それでいて足りていない可能性があるコト、自分ならサポート出来るコトを見出して、それを申し出るコトが、本当に必要とされているコトです。それが上司との調整であってもです。

 

最後に

以上の3点を実施していれば、「やはりこの人はすごい」「現役のとき課長・部長をやって頂けのコトはある」という 評価を得られると思います。

ですが、無駄なプライドが邪魔をして 分かっていても出来ない人もいます。そういう人は、もう退職される方が、会社にとっては良いのだと思います。

 

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終わり